情報公開制度、コンプライアンス、個人情報保護法……
世の中、法律の重要性がますます高まってきました。ひいては、一般市民でさえも、法的見地から物事を考えざるを得ない時代になりました。
ましてや「法律家」と呼べるような人たちは、法律を扱うことにかけては、当然、一般市民より秀でています。法律のプロです。一般市民の法的関心が高まる以上、今まで以上に法的思考力を求められることは必至です。
その流れは、法律家の従来の業務に少なからぬ影響を及ぼし、また新たな業務も生まれてくることになるでしょう。もちろんそれは、法律家の仕事に限ったことではありませんが。
さて、ここからが本題です。
上記の影響があるのは、法律家やその他の仕事だけではありません。「法律家になるための試験」の内容にも、大きく影響してきます。
以前は、比較的取得しやすいレベルの試験や、一部の検定試験などでは、いわゆる「過去問潰し」と呼ばれている勉強法が有効でした。つまり、分厚いテキストにはまったく手をつけず、最初からいきなり過去問に手をつけるのです。要するに、過去問の問題と解答を覚えていくのです。各種試験の指導者や、あるいは合格法を謳っているサイトにも、今だにこのようなやり方がベストだ、と豪語してあるものも見受けられます。
しかし、各試験が難化傾向にある現在、 かつては最良の勉強法だった「過去問潰し」オンリーで合格を手に入れるのは、非常に難しい のです。将来的にみれば、このような方法だけでは、まったく役に立たない状況になりつつあるのです。
以前は取得しやすい試験だった「行政書士」を例にとってみても、その変化はありありと表れています。もはや過去問の暗記だけで合格できる試験ではありません。ましてや、比較的取得が難しいレベルの試験などでは、上記の変化が顕著に現れています。
結論を言えば、「合格」の二文字を手にするためには、思考力を問われる出題に対応できる力、あるいはより高度な問題を解くことができる実力を身に付けなければならなくなったと言えるでしょう。
しかし!!
ここで私は、 あえて過去問をやってください! と声を上げて訴えたいと思います。
それは、なぜでしょう?
ある予備校の講師の方が、こういうことをおっしゃっていました。
「資格試験は難しくなったから、過去問を解いたって無駄ですよね? と、言う生徒が時々いるけれど、そんな生徒はかなりの確率で不合格への道を辿っているでしょうね。なぜって、最近は過去問より難しい問題が出されているには違いないけれど、そんな過去問でさえマスターしきっていない者は、同じスタートラインにすら並んでいないんだから。要するに、勝負にならないってわけですよ」
しかり、だと思います。いわば 過去問題は基本中の基本 。それをマスターすることなしに、レベルの高い問題のマスターなどありえません。
では、やはり「過去問潰し」が最良の方法なのでしょうか?
いえいえ、やっぱり過去問だけでは、少なくともこれからの資格試験を確実にクリアすることは難しいと思います。
じゃあ、なぜ過去問にこだわるのでしょう?
理由はひとつ。 過去問がすべての基礎 だからです。基礎をマスターすることなしに、応用はありえません。 基礎である過去問を、徹底的に潰してこそ、その上が見えてくるのです。
でも、ここからが重要です。
基礎はもちろん大切だけれど、いつまでもそればかりやっていたのでは、「合格」という文字が見えてきません。仮に見えたとしても、ぼんやりとにじんで見えるだけです。
では、どうするか?
結論を言えば、 過去問は通過点 なのです。基礎は、とっととマスターしきってしまい、さらなる応用力を身につけるべきです。いつまでも過去問にしがみついていてはいけません。
過去問など瞬時に答えられるようにしておくべき
です。
本試験でも、過去問と似たような問題が出た場合は、瞬時に答えられなくてはいけません。いわば、 反射的解答力 (笑)。そこでウンウンとうなり、時間をかけているようでは、思考力を試される問題にかけるための時間がなくなってしまい、
脱落への道をまっしぐら
です。
ご存知の通り、各資格試験は低合格率の激戦モノです。上記のような状況で、「合格」という文字を手に入れるのは無理があるというものでしょう。
ですから。
基礎、あるいは通過点である過去問は、
できるだけ早くマスターしてしまいましょう。
いつまでも過去問に手をつけずに大切にとっておく人は、合格からは・・・・・・これ以上、言う必要もないでしょう。
前置きが長くなりました。さて、本題です。
「とっととマスターする」ためには、どうすればいいのでしょう?
そんな疑問を解決するツールのひとつとして、本教材を作成しました。
反射で解く!憲法編302肢
反射で解く!民法編423肢
HOME